世代を繋ぐ~東海道赤坂宿~
先週に続いて赤坂の舞台を組み立てる「小屋掛けの会」の皆さんの作業場へお邪魔しました。
今日は、豊川市の教育委員会で主催されている「小屋掛け見学会」で、赤坂の舞台の歴史や仕組みの説明を聞きながら、大詰めの作業を見ることができるとあってワクワク!
地元赤坂で伝統行事を受け継いで盛り上げて行こうという、ベテランの地元有志の皆さんの想いがそこには集結していました。
2階の桟敷席になる部分に上り、屋根を作り上げていく作業をする皆さん。
雨上がりで濡れていることもあり、安全第一の作業!
声を掛け合ってのチームワークが大切。
何と、実際の舞台部分の中にも入って、回り舞台や楽屋、赤坂の舞台の歴史を教育委員会の方が熱く説明してくださいました!
そして、歴史の長い舞台に立ち、説明に聞き入る参加者の皆さん!
更に貴重な体験!回り舞台をみんなで回す!
実際にはこんな感じで舞台裏で回すそうです。(技がいるので、フリにて・・・笑)
いやぁ、モノづくりマンとしては作業が気になって仕方ない様子で!
結局・・・
この日の作業が終わるまでお手伝い。
屋根にも上がり、貴重な戦力となったようです!
「小屋掛けの会」と書かれたヘルメットが似合う☆副代表、お疲れさまでした!
小屋掛けの会のメンバーの方が、ジオラマをおつくりになっていて・・・
どっちも美しくて言葉になりませんでした!
やはり体を動かし、実際の小屋掛け作業をされているとあって、すべてが精密!
いつまでも眺めていられる美しさでした。
これで、1か月は台風などに備えて作業は一時休止されるとのことです。
予定では10月20日頃に屋根にシートが貼られ、28日の公演を待つのみとなります。
小屋掛けの会のメンバーは地元中心の有志の方で構成されていて、平均年齢も高くなってきています。最年長の方は80歳を超えていらっしゃるとのこと。「みんな元気だわ!」と皆さん肉体労働ながらも充実した笑顔の表情!華炎では最年長の副代表が若手でした!
メンバーの方からは、SNSとかで是非広めて「インスタ映えスポット」になるように紹介してね!と重大任務を仰せつかり、さっそくご紹介させていただきました。
見学会には親子や岡崎からお見えの方も。そして見学会の後には学校帰りの中学生が見学に訪れる姿もありました。
世代を超えるというよりは、世代を繋いでみんなで伝統を大切にしていく!
それを楽しみながらもシッカリと支えている赤坂の地元の皆さんの背中がかっこよかったです。
彼岸花が盛期を迎えていますね。
音羽川も赤と白の彼岸花が入り混じり秋の深まりを伝えています。
10月第2週にはこの杉森八幡社を中心に、地元の大名行列のお祭りも行われます。
どうぞ華炎自慢の赤坂の秋を散策にお越しくださいませ!
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